各種の自動車に商品や企業ロゴなどを印刷した特殊なフィルムを張るのがカーラッピングになります。主に海外で発展した広告手法ですが、最近では日本国内でも街路などを歩いていると目にする機会も増えてきました。移動する広告方法としての可能性に注目が集まっていることを示していますが、商用車などにラッピングする場合の費用や作業の流れはあまり知られていないのが現状です。そこで今回は自動車へのラッピングの費用や作業の流れを御紹介します。
まず施工する際の費用ですが車種やサイズによって異なってきます。ワンボックスカーでは34万円ほどから、トラックでは小型では20万円からtなりますが、大型になると70万円ほどと表面積がひろくなるに比例して費用もかかることになります。より費用を抑えたい場合は、ルーフや一部にラッピングを施す「カーマーキング」であればよりコストを抑えることが出来ます。DIYで行なうことも不可能ではありませんが、気泡が残ったりゆがみなく綺麗に包装するには専門業者に依頼するのが賢明です。
施工の流れは問い合わせからデザイン案の提案などをへて包装を行なうことになります。施工期間の目安はおおむね1週間ほどです。その後は定期的なメンテナンスも必要になりますが、耐用年数は1年以上となっています。長持ちさせるポイントは洗車機を使用しないことです。
機械洗浄の強力な水流をあてると劣化を促進する要因となってしまうからです。